活動報告

生命のメッセージ展 in 国会

2002/02/18

2002年2月18日、衆議院第1議員会館にて「生命のメッセージ展」が開催され、小泉純一郎首相も見学に訪れました。
以下は、メッセージ展に先立って小泉首相宛に差し出した書面です。

内閣府総理大臣 小泉純一郎殿
平成15年2月

親しい唯一の企業が 「ヤマト運輸(株)」、と首相就任の新聞で読みました。その労組とも。 H12.5.29.長男・ケント健仁18才は、ヤマト運輸㈱宅配トラックに生命を絶たれました。 事故は5月15日。 「生きる!」と闘った息子の最後の14日間でした。 息を引きとるや、ヤマト運輸(株)は事故を捏造し、文書化し、狼狽する市民に突きつける。 しかし、国立奈良高専のクラス仲間達が遺族と共に、真相究明・署名活動へと立ちあがる。 市民の生命を奪ったとき、真相を闇に葬る企業だと、テレビは謳ってなかった。 会社勤めの傍ら、現場検証を重ね、警察に通い、厳正な捜査を、亡き息子と追い続ける。 事故から21ヶ月後、運転手が正式起訴される。弱者たちの死に物狂いの真相究明の道。 12回目の刑事裁判が今月6日。ヤマト運輸は時間をかせぎ、弱者をなおもたたき続ける。 事故直後に作成したヤマト運輸のシナリオは、運転手当人も知らなかったと本人より聴く。 小泉首相、これでも、立派な企業倫理に立つ運送会社だと、貴方はおっしゃいますか。 ある朝、貴方の息子さんが交通事故に、突然遭ってしまったとき、 貴方は、救急救命の寝台のそばに立ち、彼の生命をつなぎとめる、機械音に耐えますか。 交通事故全体の、たった1%のみの正式起訴率に耐えますか。真相追求を諦めますか。 警察・検察・裁判所の怠慢に、貴方は泣き寝入りに甘んじますか。 会えない息子さんを偲び胸の中に血の涙流し、「死人に口無し」の社会に耐えますか。 2月18日、衆議院会館内で『生命のメッセージ展』が開かれます。 息子は、「生命」の輝きを、貴方に話しかけるでしょう。 若者の、尊い人命を、企業競争の大儀名分のもと、ボロ屑のように賎しめたヤマ ト運輸(株)。 勇気を出し、今、真実を見つめてください。親しい企業と、公言される前に。

『ケントは今も私たちの中に生きる会』
代表 児島早苗
トラック交通事故犠牲者遺族より

私たちはかけがえのない家族を、無謀なトラック運転により奪われました。 原因は「未必の故意」であるといえる、プロドライバーによる〈前方不注意〉〈速度違反〉 〈信号無視〉〈飲酒運転〉などです。 そして背景には、ずさんな運行管理や労務管理を平然と続ける運送会社と、 その事実を黙認し、放置してきた国、司法、行政があります。 運転手の責任はもとより、経営者の責任が問われない限り、トラックによる残忍な交通死は、 今後も延々と繰り返されます。 運送業界ほど、毎年多数の一般市民の死者を出す業界はありません。 が、なぜ運送会社は企業倫理を社会に問われることもなく、 責任追及されることもないのでしょうか? いま、トラック交通事故犠牲者遺族が声を上げます。 戻ってこない家族の死を悼み、これ以上の犠牲者を許さないために! 遺族たちは昨年12月より別紙13箇所へトラック事故実態を訴えるべく、 黄封筒にて送付を始めました。「運送会社」と「経営者」「運行・労務管理者」 の責任が見逃されている現状に目を向けていただき、 今をこの世に生きるものとしてトラックによる犠牲者を絶つために、 ともに考え、行動を、お願いしたいのです。 来週2月18日、衆議院第1議員会館にて『生命のメッセージ展』が開かれます(チラシ添付)。 トラックに絶たれた『生命』が多くいます。はじめに『犠牲者』たちに会って下さい。 家族を奪われた世話人2名も会場で待機しています。

平成15年2月12日 内閣総理大臣
小泉純一郎殿

<トラック事故の実態を訴える世話人>
世話人:児島早苗・斉藤千穂

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