勝訴のご報告
今日民事大阪高裁判決がありました。
田渕君、橋本母さん、そのお友達方が一緒に参加し判決に臨んで
下さいました。ほんとにいつも変わらずにありがとうございます。
娘も東京から駆けつけてくれました。
そして、メッセージ展仲間の和歌山・丸谷さん、滋賀・青木さん、大阪・安藤さん、
柳原三佳さんのお母さん、新先生が来て下さいました。
法廷に入ろうとみんなで行くと、すでに席が半分くらい埋まっており、
廊下の貼り出し紙を見ると、1:15分の判決が6~7件ありました。
裁判長が席に着くと、次々といろんな内容の判決が言い渡されてゆき、
私の名前は三番目に呼ばれ、弁護士四名方と共に法廷内に入ると、
判決が読上げられてゆきました。
「被告人控訴棄却」の言葉が聞き取れました。
あとは、原告側控訴について一審判決を一部変更すると言う内容のことが
聞こえました。
しかし、その場では何がどう変わったのかかわかりませんでした。
判決言い渡し後はすぐ法廷を出て、弁護士方が判決文の入手に赴き、
ようやく何が変更されたかその内容を教えてもらえました。
奈良地裁の過失相殺は、ヤマト運輸 7: 児島 3 だったのが
大阪高裁では、ヤマト運輸 8.5: 児島 1.5 となりました。
ケントの過失を「ゼロ」と認定してもらえませんでしたが、弁護士方は
一般的に控訴審は、「双方控訴理由とも棄却」が一般的な中、
今回の一審からの変更内容は大変画期的で、大きな勝訴だと説明されました。
判決分をまだ詳しく読んでいませんが、確かに奈良地裁よりも被告運転手の
落ち度に詳しく踏み込んで書かれているようでした。
昨夜は、今日の記者会見で述べる文書の作成で徹夜になりました。
明日、判決をしっかり読み、再度ご報告をします。
生駒署の当時から訴え続けてきた、私たちの現場検証から得られた言い分が
大阪高裁に来てようやくまともに目を向けて貰えた、という気がしてなりません。
最後の最後で、裁判所にはねつけられないで済んだ点はほんとに良かったです。
これからジワジワと、今までのことが振り返えられ、よみがえり、今ここにいることを
実感できてゆくように思います。
ほんとにケントに、仲間の皆さんに、良い報告をお伝えでき何よりです。
明日、ゆっくりと再メールをします。
まずは取り急ぎ、『勝訴』のご報告まで。